海洋研究の最前線!JAMSTEC 横須賀本部へ!

5月16日(土)

運の良いことに抽選に当たったので、

海洋研究開発機構(JAMSTEC)の横須賀本部一般公開イベントに参加してきました!

ちょうどよい時間に着いたので、はじめに、

赤根氏による『みらいⅡ』の最新情報セミナーに参加。

1月の先代みらいの退役イベントへも参加してきましたが、『みらいⅡ』もいよいよ就航が近づいてきているとのこと。

『北極域研究船みらいⅡ』

砕氷船というからには、北極海を縦断したいですね~と言うことで計画中!?なんてお話もされておりましたが、これからの活躍が楽しみですね!

そして、数々の展示の中で、個人的に面白いなと思ったのが、『江戸っ子1号』

優秀な観測危機たちは、お金がかかるので、数を揃えられない、、、

と言うことで、コストを落として、もっと手軽に観測を行えるようにとのことで生み出され『江戸っ子1号』

先日、某人気漫画の作者が、○NE PIECEの秘密を海に沈めたと話題になりましたが、なんと、あの重要任務も任されたという代物。

ただただ観測・研究だけでなく、色んなところで活躍しているのですね!

今回の目玉の1つ!?

海底広域研究船「かいめい」の船内へ!

お正月に、深度10000mのマリアナ海溝より、「世界最深」サンプルリターンを採取するという偉業を、成し遂げた『かいめい』の船内へ!

舵を握って!操舵席に座って!何て貴重な体験!!

そしてこれが、あの偉業を成し遂げた『ジャイアントピストンコアラー』!!

大満足☺️

今回1番の目的はこちら!

『海洋プラスチック問題ってなに?』コーナー

まずはこちら!

マイクロプラスチックを集めて観察してみよう!というワークショップ!

砂の中から好きなマイクロプラスチックを集めて、顕微鏡で観察しよう!というワークショップです。

人が多く、顕微鏡での観察は断念しましたが、、、実際に『問題に触れられる』というのはいい機会ですね☺️

続いて、

面白いサイトを紹介してもらいました🔎

なんと!?

海岸の写真を撮影し、アップロードすると、自動で写真から海洋ゴミを検出してくれるという、JAMSTECが管理している『Beach LISA』というサイトです!

試してみました。

ビーチの写真をアップロードすると、、、

写真内から、自動でゴミを検出!

そしてこれが、人口物と自然物を分けて検出してくれるという優れもの。

誰の目から見てもわかるように可視化できるというのは素晴らしいですね!

ぜひみなさんも、海に行った際に、試してみて下さい!

https://beach-ai.jamstec.go.jp

生分解性素材

海洋プラスチック問題の厄介なところは、

プラスチックは自然では分解されない』というところです。

今回、研究員さんとお話させていただく機会があったのですが、

ペットボトルなど素材によっては自然で分解される可能性があるものもあるが、基本的にプラスチックは自然では分解されないため、おそらく数百年、数千年経ってもそのままなのではないか?

とのことでした、、、

つまり、もし流出してしまっても『分解できる素材』であれば、問題ない(なくはない)ということです。

そこで研究されているのが、『生分解性の素材です。

プラスチックのように便利に使えるが、海に流出すると、二酸化炭素や水と反応し、分解されるという代物です。

キチンセルロースといった自然由来の物質が原料になっています。(カニの殻など)

サンプルを触らせていただきました。

まだまだ試作段階とのことでしたが、見た目も手触りもプラスチックとの違いがわからないレベル。

現状、生産コストの関係もあり、量産は難しいとのことでしたが、中東問題によるナフサの供給不足などもあるため、プラスチックに代わる新素材ということで、これからにすごく期待ですね!

そして、衝撃だったのがこちらのコーナー、、、

こちら全て、深海から引き上げたゴミをとのことです。

深海4000mから、、、50年前のゴミ、、、などなど、、、

研究員さんいわく、深海が『ゴミの最終処分場になっている』とのこと。

深海は、非常に低温紫外線も届かない環境のため、流れついたものが劣化することもなく、半永久的にこのままなのではないか?とのことでした。

深海は、砂などの堆積も少いため、化石になることもないだろうとのこと。。。

もはや深海だけでなく、北極海から南極海まで、世界中の海にひろがっているゴミ問題。

世界一丸となって取り組まないと現状を変えることはできないのですが、国によって課題は違います。

日本やアメリカ等の先進国は、分別などある程度適切な処理はされているが、そもそもの排出総量が多い。

先進国は、ゴミの総量を減らすこと。

発展途上国は、そもそもの総量はそこまで多くないが、適切な処理がされず、垂れ流し状態。

発展途上国は、適切な処理を行えるよう、処理システムを整備する事。

しかし、先進国にとって対策と経済成長は反比例するもの。そして、途上国だけで支援もなしに処理システムを整備できるのか?など、解決へは多くの障害があります。

しかし、どちらも共通しているのは、『これ以上ゴミを増やさない』ということになります。

私も、『プラスチックを使うな!』なんて暴論は好みません。

大切なのは、『賢く使う』、『大切に使う』ということです。

この活動を行っている中で、海洋プラスチック問題に関心を持っている方や、ましてや研究員さんなんかとお話する機会なんてなかったもので、

実際の最前線で問題に触れている研究員さんとお話させてもらえたのは、すごくいい刺激になりました😆

今回研究員さんから聞いた話で衝撃だったのは、1年の世界中のビーチクリーニング活動で回収されている海洋ゴミの総量は、その1年で海へ流れ出た海洋ゴミの0.1%程度でしかないとのことでした。

私もビーチクリーニングは対症療法でしかない、あくまで啓発活動がメインの目的だ。と考え活動してきましたが、

ビーチクリーニングがそこまで焼け石に水だったとは、、、

正直自分がやっていることに意味はあるのだろうか?と気持ちが揺らぎましたが、

ビーチクリーニングを行い、拾ったゴミで海洋生物を作り、少しでも問題を知り、興味を持ってもらう。

1人でも多くの人に問題を知ってもらい、1人でも多くが問題を意識すれば、、、明るい未来が待っているだろうと信じて、

活動を続けていこうと思います。

ここでは語りきれない程魅力に溢れたイベントでした!

一般公開は毎年行われているので、

ぜひ、ご興味のある方は参加してみてください!

(結構倍率が高いそうなので参加出来るかは運ですが、、、)

少し長くなりましたが、ご覧いただきありがとうございました!

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