ラブカ制作と深海の話🦈

今回は、ゴジラのモデルにもなった?!人気の深海生物『ラブカ』を作っていきます🔧🦈

1憶5000年も前から姿を変えていない、『生きた化石』とも呼ばれているラブカ。

ラブカといえば、むき出しになった、ヒダ上の赤く大きなエラが特徴的です。

この特徴的なエラから、英名では『Frilled shark』と呼ばれています。

もう一つ、ラブカといえば、フォークのような三又状の歯が特徴です🦷

写真はいずれも『沼津港深海水族館 様 (静岡県沼津市)』にて撮影

今回の制作は、これらが肝になりそうです。

ちなみに、ラブカの妊娠期間は、約3年半にも及ぶそうΣ(゚Д゚)

『ラブカは静かに弓を持つ』という小説では、長い妊娠期間⇒腹の中に潜り込むという意味で、ラブカがスパイの隠語として使われていたりもしました。

タイトルに惹かれ読んだ小説ですが、本当に面白いのでおすすめです😆

話が脱線しましたが、、、さっそく制作していきましょう🛥

とりあえずこれ。

深海ザメといえば、エメラルドグリーンの目、

そしてラブカ特有の、あの赤いフリル、、、

目は、スーパーボール。

フリルには、『みかんネット』を使用することにしました。

ということでまずは、土台を組んでいきます。

黒色の海洋プラスチックゴミは、写真のようなプレート上のものがよく拾えるので、土台には困りません。

これらを組んでいきます。

ボンドで接着しつつ、不安な部分には釣り糸を使っています。

厄介な海洋ゴミでもある釣り糸ですが、工作には役に立ちます。

続きまして、ボトルキャップやプレート状のものを使い、肉付けしていきます。

ある程度、身体ができてきたので、

次は顔をつくっていきます!

一番の鬼門です😅

まずはパーツ集め。良さそうなものを見繕います。

これらを接着し、

下あご部分の土台を作ります。

土台ができたら次は『歯🦷です。』

あの特徴的な『三又の歯』です。

とりあえず使えそうなものを集めまして、

カットします✂

そしてこれらをぺたぺた貼り付け、

下あごは完成です😆

結構いい感じ😁

続きまして上あご、

同じくパーツを見繕い、

はいっ、完成🎊(途中経過を取り忘れていましたm(__)m )

深海ザメらしい目、いいですね😆

裏はこんな感じ

そして、がっちゃんこ🔧

顔ができたということは、、、次はフリルです😁

みかんネットと良さそうなプラ片を準備します。

イメージ

交互に重ねていきます。

しかし上記では、特徴的なヒダ感が無いように感じたので、

チョキチョキしました✂

これを6つ準備

できたら貼り合わせます!

ということ完成🎊(胴体部分の制作過程は、またしても取り忘れました、、、)

今回も、千本浜へ行って撮影します📸

顔のアップ

全体

ちなみに全長は約80cmです。

かなり大きくなってしまった。

制作過程を紹介できなかった胴体部分。

ゾ◯ドっぽい、メカメカしいイメージにしてみました🤖

その他のカット

ということで生きた化石『ラブカ』の完成です🎊

メンダコ・シーラカンス・ラブカと、人気の深海生物たちを作ってきたので、『リュウグウノツカイ』なんかも作ってみたいですね😆(めっちゃでかいやつ)

ということで、次回は何を作るか?お楽しみに!

深海と海洋問題の話

今回ラブカを制作してきましたが、

深海といえば、ラブカの他にも魅力的な生き物たちがたくさんいますよね。

そんな魅力的な生き物たちの人気もあり、度々注目を集めることもある深海ですが、

そもそも『深海』とは?って考えたことはありますでしょうか?

深海

私たちは、200mよりも深い海を『深海』と呼んでいます。

ちなみに、地球面積の7割が海であり、

その海の内『95%以上』が深海だと言われています。

深海は、光が届かない暗黒の世界です。

また、例えば水深200mだと、地上の20倍の圧力がかかる非常に過酷な環境。

現状最も深いと言われているマリアナ海溝のチャレンジャー海淵というところは、10,983mあり、地上の約1100倍もの圧力がかかる環境です。

生き物が生活できる環境ではありませんね。

ちなみに、深度8,000mでは、魚が発見されています。(そんな環境で生活できるのか、、、)

現状では、ここが魚が生活できる限界点であると考えられています。

そんな高圧低水温暗闇という極限の環境に適応するため、

深海の生き物たちは魅力あふれる多種多様な進化をしたのです。

環境の変化が少ない深海

極限の環境ではありますが、台風や、水温の変動など、

外部からの影響を受けにくく、安定している環境とも言えます。

そのため深海では、地上と比べ時間がゆっくり流れています。

例えば、今回制作したラブカは、妊娠期間が3年半、

みんな大好きシーラカンスは、なんと妊娠期間が5年といわれています。

非常に長寿で知られているニシンオンデンザメは、500年近くも生きると言われており、

性成熟(繁殖できるようになるまで)するまでに150年かかるそうです。

最近大人になった、ニシオンデンザメが生まれた頃には、

今地球上にいる人間はだれ一人として生まれていなかったということになります。

時間のスケールが違いすぎますね。

ラブカやシーラカンスなど、太古より姿を変えていない生き物を『生きた化石』と呼んだりしますが、

進化をしていないのではなく、はるか昔に進化をしきっていたという考え方もできるわけです。

(=進化の必要がない)

それだけ、深海の環境は変化が少なく、安定した環境であるということです。

生きた化石といわれる生き物に、『オウムガイ』がいます。

アンモナイトみたいなやつ。で覚えている方も多いかと思います。

分類的には仲間ではあるのですが、太古の海では、縄張り争いをしていました。

結果、オウムガイはアンモナイトに負け、深海という極限の環境に追いやられることになります。

対してアンモナイトは、明るく、暖かく、食べ物も豊富な海で生活していたわけですが、、、

巨大隕石の落下によって、生活環境が壊れてしまい、絶滅してしまいました。

そんな中オウムガイは、怪我の巧妙というべきか、深海にいたおかげで、絶滅を免れることができ、現在まで種を存続させています。

地表では、多くの種が過去のものとなった大量絶滅ですが、

その影響に耐えられるほど、深海は安定しているのです。

深海の汚染

深海の大きな環境の変化は、数千・数万年規模、場合によっては数億年規模といった時間のスケールの中で行われます。

対して私たちの人間を取り巻く環境はどうでしょうか?

100年?10年?、いや1年、場合によっては1日単位で目まぐるしく変化します。

そんな、非常にサイクルの速い私たち人間活動の影響が、深海に及んでしまうとどうでしょうか?

事実、深海からも、私たちの生活の中から出た多くのゴミが見つかっています。

世界最深部、10900mからすらも見つかっています。

ゴミだけではありません。

多くの汚染物質が深海にまで流れています。

例えばの話、プラスチックが登場してから、まだ100年少ししか経っていません。

先述の通り、ニシオンデンザメの性成熟には、150年かかります。

最近大人になったニシオンデンザメが生まれた頃には、この世にプラスチックが存在していなかったわけですが、

登場からたった100年わずかで、プラスチックが世界中の海を漂うまでになっています。

あくまで可能性の話ですが、この汚染によって、150年前に生まれたニシオンデンザメが繁殖できなくなっている可能性もあります。(繰り返しますがあくまで可能性の話です。)

しかしこんなに長いスパンの繁殖サイクルのため、たとえ繁殖できなくなっていたとしても、私たち人間がその事実を知るのは、もっと先の数百年先の話になるかもしれません。

また、深海という極限の環境であるため、私たち人間が観測することが容易ではなく、実態をつかむことが非常に困難なのです。

知らず知らずの内に、名も知らぬ生き物たちを、私たち人間の活動によって絶滅に追い込んでいる可能性もありますね。

私たちにできる事

はるか遠く、宇宙よりもたどり着くのが難しいとさえ言われている深海。

そんな場所にまで、私たちの活動の影響が及んでいるという話でした。

じゃあ私たちにできることは何なのか?

ここまで海洋ゴミ問題の話をしてきたので、

海洋ゴミ問題にフォーカスを当てて考えてみましょう。

まずは、モノを大切に使うこと

レジ袋ではなくエコバックを使おう!とよく言われますが、

単純に変えるだけでは逆効果になる可能性もあります。

買ったエコバックを長く大切に使ってこそ、意味があります。

エコバックを3回使っただけで捨ててしまったら、プラスチック排出量抑制どころか、逆に増やすことになってしまいます。

エコバックだけじゃありません。なんでもそうです。

大切に使って長持ちさせてゴミを減らすことが大切です。

これは、ゴミを減らすことだけじゃなく、その製品の製造から廃棄までの一連のサイクルの中で排出される温室効果ガスを減らすことにもつながります。

そして、ゴミを適切に処理すること。

海洋ゴミの約8割は、陸由来といわれています。

ポイ捨てされたり、不法投棄されたり、正しく処理されなかったゴミです。

まずは、しっかりゴミ箱に捨てる

そして、分別やリサイクルを適切に行う

わかってはいるけど、億劫になってしまうこと。

一人一人がどれだけ意識できるかにかかっています。

2050年には、海にいる全ての魚たちの重さよりも、海にあるすべてのプラスチックゴミの重さの方が重くなる。

とすら言われています。

もう一刻の猶予もないほど深刻な問題。

普段の生活の中での心がけ。

ちょっと足を延ばしてビーチクリーニング。

なんでもいいです。

ひとりひとりの小さな取り組みが、未来を変える大きな力になります。

小さな一歩から始めていきましょう!

ということで、今回も最後までお読みいただきありがとうございました!!

また次回お会いしましょう!

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